国内で数少ない株式デモトレードアプリ「株たす」。
前作「FXなび」からテーマを株に移したのは必然のような偶然だった?
今回はそんな業界の風雲児「株たす」の制作秘話を脱線禁止でお話しします!
株たす制作までの道のり
01コードネーム
「株5」
前回の「FXなび」はFX学習アプリとして第4弾だというお話をしたんですが、この「株たす」も株式投資学習アプリとしては第5弾で、社内では「株5」というプロジェクト名になってるんです。
第5弾と言えば、ビートルズなら「ヘルプ」だし、BOOWYなら「BEAT EMOTION」。だいぶ脂がのってきた感じで作れるはずだったんですけどね。。。
02実際は
そうでもなかった、と?
もう最初の株価データの調達からかなり苦戦しましたし、FXのデモトレに比べて考慮しないといけない仕様が多くて設計にも時間がかかりました。
結果、FXなびは着想からリリースまで3カ月程度でしたが、株たすはFXなびの開発ノウハウを生かしても7カ月くらいかかりましたね。
03「アプリはリリース
してからが勝負」
リーンな開発スタイルも定着してきて、アプリはリリースしてからが勝負!
そこからユーザーに寄り添って改善を重ねていくんだ!!
って思ってましたが、株たすは本当にリリースしてからが勝負でしたね、別の意味で。
04別の意味とは?
とにかくデータ数と(前場・後場のような)シーンが多いし、「FXなび」のヒットでチームも自信が出てきていたからいろんな機能に積極的にチャレンジしたんですが、その分バグも多くなってそれをつぶすのにかなり時間がかかりました。
アーリーユーザーの方々には本当にご迷惑をおかけしたんですが、株式投資のデモトレアプリが国内に少ないこともあり、見放さずに辛抱強く利用し続けていただいたからこそ、「株たす」の今があると思っています。
(制作秘話「トウシカ」編に続く)